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外への小さな探検に

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

 今、日本中は解放感に包まれつつあります。それぞれが行きたかった場所へ向かい、各地は人で溢れ、我慢していた3年間の思いを取り戻そうとしているかのようです。
 「いってきまーす。」と天気のいい日は帽子をかぶった子どもたちが職員室にも声をかけてくれます。散歩へのスタート場面です。入園して1か月あまりの3歳児クラスも少ない人数で交代しながら、外への小さな探検に出かけています。朝はおうちの人とのバイバイに涙している子も日中はとても元気に遊んで笑顔も見せてくれています。

 野のはなでの2年目を迎えたゆり組、新しい仲間との生活もお互いに慣れてきました。何と言ってもこの2、3か月でゆり組の子どもたちは大きく心も成長しました。話を聞けるようになりましたし、泣かずに言葉で思いを伝えている場面も増えました。イメージを持ちながら積み木など使って遊べる時間も長くなりました。やはりたくさん遊ぶ事によって健やかな人間に成長していけるのだと教えられます。

 年長のばら組は一人ひとりが仲間として違いを認め合うクラスになることがテーマになってきます。遊びの中で、約束事を守りながら、自分の考えや希望を通していくことを学んでいきます。仲間と生き生きと遊ぶ過程で、必ずよい方向へ成長していくことを信じて多くの体験を提供していこうと考えています。子どもとやってみたいことを話しながらできることを年間計画以外にも加えていく予定です。これからご家庭に急なお知らせやご協力やお願いをすることもありそうです。

結ぶ美は

せいしょのことば

5月の聖句

霊の結ぶ美は愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制です。

ガラテヤの信徒への手紙 5章22節

すみれ組の礼拝の日

こどもたちのようす

 いつも過ごす部屋で週に一度午前中にさんびかを歌ったりせいしょのおはなしを聴く時があります。朝の遊びがひと区切りできた子から椅子に座り始めます。「くうちゃん」「でこちゃん」という小さなくまのぬいぐるみも参加します。私達大人はみんなが話によく聞き入る姿に感心したり、わかるところは歌おうとする姿がとても可愛くて暖かい気持ちにさせてもらっています。語られる言葉や穏やかな雰囲気を通して守られ愛され、ここは安心してよいところだと感じてくれればと願っています。礼拝後はいつもの活動に戻って好きな玩具で遊んだり、散歩に出かけたりして元気に過ごします。

思いの込められた

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

ご入園、ご進級おめでとうございます。

 へいわ野のはな保育園に2回目の出逢いの春がやってきました。進級した子と新たに19人のかわいいメンバーが加わりました。合わせて48名の子どもたちと職員19名でのスタートです。職員一同お子さんの成長を楽しみに子育てのお手伝いをしてまいります。今年こそ世界が明るさを取り戻し、誰もが安心して子育てができるようになっていくことを願いつつ毎日歩んでまいります。

 3月25日の新年度説明会には多数の方々がご出席くださいましてありがとうございました。特に懇談会では皆さまからお子さんのかわいいエピソードや、命名にまつわるおうちの方の願いや夢を聞かせていただき、私たちもとても幸せなひと時となりました。どの子も祝されて誕生し愛されて育っていることをあらためて知りました。思いの込められた一人ひとりのお子さんの「なまえ」。正しく覚えて大切に呼びかけ、呼び合いたいと思います。
 新しい環境でお子さんたちが安心して過ごせるように努めて参ります。

イースター礼拝について

イースター

週に一度木曜日にみんなでさんびかを歌ったり、聖書のおはなしをきくときがあります。その時のクラスの雰囲気はすみれもゆりもばらも、それぞれ個性的で楽しいです。
今年度初めての行事、イースター礼拝についてお知らせします。これから少しずつ園内がイースターエッグやうさぎなど春らしい飾りがされていきます。

これから・・・   

  1. 花やたまごの飾りを作ったり見たりしてイースターが近いことを知ります。
  2. みんなで復活のお祝いの礼拝を守ります。
  3. お昼はイースターの特別メニューをいただきます。
  4. 「たまごさがしタイム」かくれているたまごカプセルを探します。(おみやげ)

           🥚楽しい1日となりますように🥚

あなたがたより先に

せいしょのことば

4月の聖句

あの方はあなたがたより先にガリラヤに行かれる。

マルコによる福音書16章7節

私たちはイースターによって初心に帰ってもう1度歩み初めてみることを知ります。

簡単なこと

ヒント

こどもを幸せにするのなんて とても簡単なことですよ。
親が笑顔ならそれだけで子供は幸せなのです。
自分が親を幸せにしたと思って自信たっぷりに育っていくのです。

(児童精神科医 佐々木正美先生のラストメッセージ)

そこから一歩進んでいけたら

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

 坂川そばにお散歩に行くと、河津桜の見事な花々に包まれて歩くことができます。世の中がどんな状況でもこうして春の訪れを知ると嬉しく、また安心できます。

 4月から11か月あまり過ぎた今、どの子も保育園での生活をすっかり理解して、自分の「居場所」を見つけて過ごしています。お気に入りの場所や遊びは、他の友達も使いたいときがあって、「いーれて」のコールがかかります。気持ちやスペースに余裕があるときはとても楽しい時間が流れていきます。でも、「せまい、どいて」とかちょっと動いたときに友達の作った積木の大作品を崩してしまうこともあります。
 どっちにも自分なりの言い分があります。こんな時に何て言えば平和的解決になるのか少しづつ考えてはいるようです。まだまだ取り合いになったりわがままをぶつけてしまうこともたくさんありますが、その度に考えてみんな大きくなるんでしょうね。私たち大人も小さかった頃はきっと誰でも一度はわがままをぶつけたり、周囲を困らせたこががあったのではないでしょうか。自分の中には仲良くばかりもできない心の葛藤があることを知るのも大切ですね。そこから一歩進んでいけたら心も大きく成長していけるのだと思います。子どもたち一人ひとりの心が豊かにおおらかに育ってほしいと願うばかりです。

どんなことにも

せいしょのことば

3月の聖句

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。
どんなことにも感謝しなさい。

テサロニケの信徒への手紙一 5章16~18節

今年のばら組8名の子どもたちはこの聖句を胸に巣立っていきます。

天然氷に感性豊かな反応を

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

 気温が下がった日は天気予報が気になり、今度こそ雪が降るのかと大人は生活への心配が先に立ってしまいます。でも子どもたちにとって雪の日は楽しく、わくわくすることのほうが多いはず。雪予報に複雑な心境になるのは大人だけでしょう。
 
 気温が0度以下の予報の前日にみんなで容器に水を入れて外に出しておきました。翌朝氷を発見!代わるがわる氷を手にとりました。ずっと持っていたい子は指の赤くなるのも気にしません。レンズのように目の前にあてて覗いて「わっ、よく見える!」「きれい、食べてみたい」とつぶやく子もいました。同じ氷でも冷蔵庫のものとは違う天然氷に感性豊かな反応を見せてました。一緒に氷を触りながら感じたことは、大人は子どもといることで忘れそうになっている感覚や新鮮な喜びを思い出させてもらっているのだということでした。
 
 1月28日の個人面談のご協力ありがとうございました。おうちでのお子さんのことも伺うことができました。全てのお子さんがその子のペースで確かに成長しているということを改めて保護者の方に感じていただけましたら幸いです。成長の道は平坦だけでなくでこぼこ道、急な斜面に会うことも。これからもその道を少しだけ一緒に歩かせていただきたいと私たち職員は願っております。

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