7月2022

「梅ジュースの日」

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

 短かった梅雨が去り、強い陽射しや暑さと共に一気に真夏がやってきました。
 6月におこなった梅仕事は2つでした。梅シロップは氷砂糖が解けていき透明できれいなものが出来上がりました。早く解けるように時々瓶をゆらしたり、梅の色が少しづつ変わっていくところも見ることができました。
 
 毎週水曜日は「梅ジュースの日」。たくさん遊んだ後みんなで味わっています。
 初めて飲んだ子が多かったようですが、優しい甘さと酸っぱさを気に入ってもらえたようでした。汗をかいた後の体にも有効な飲み物でもありますので暑さの中でも健康的に過ごせるようにと願いをこめています。

 ゆりばら組はさらに梅干し作りも体験しています。塩漬け、赤じそ入れも終わり次は晴天の続く日を選んで一粒一粒太陽の光に干していきます。秋に完成して梅干しのおむすびをみんなで作るのが楽しみです。ゆっくりとした時間の中で育つ食べ物があることを知り、触って、味わってくれたらうれしく思います
 
 日本の保存食には季節ごとの自然の恵みを受け取り、昔から受け継がれてきた知恵がつまっています。目まぐるしく変化していく社会や、忙しい日々の中でも変わらず生きている生活の知恵やお互いを思いやる習慣を伝えていけるとよいと考えます。

世の光

せいしょのことば

7月の聖句

あなたがたは世の光である。

詩編 150章 6節

すべての子どもたちがもつ光を覆い隠すことのないような環境であることを願い続け、育てていきたいと思います。

カブトムシと子どもたちの出会い

へいわ野のはな

 昨年、卵から育て、野のはな保育園に連れてきていたカブトムシが羽化しました。
 幼虫がいることも分かっている子もいましたが、やはり成虫を初めてみた感動は大きく飼育ケースをみんなで取り囲んでいます。おもちゃとは違う「いのち」あるものだいうことを小さな2匹のカブトムシたちは教えてくれています。