5月2023

外への小さな探検に

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

 今、日本中は解放感に包まれつつあります。それぞれが行きたかった場所へ向かい、各地は人で溢れ、我慢していた3年間の思いを取り戻そうとしているかのようです。
 「いってきまーす。」と天気のいい日は帽子をかぶった子どもたちが職員室にも声をかけてくれます。散歩へのスタート場面です。入園して1か月あまりの3歳児クラスも少ない人数で交代しながら、外への小さな探検に出かけています。朝はおうちの人とのバイバイに涙している子も日中はとても元気に遊んで笑顔も見せてくれています。

 野のはなでの2年目を迎えたゆり組、新しい仲間との生活もお互いに慣れてきました。何と言ってもこの2、3か月でゆり組の子どもたちは大きく心も成長しました。話を聞けるようになりましたし、泣かずに言葉で思いを伝えている場面も増えました。イメージを持ちながら積み木など使って遊べる時間も長くなりました。やはりたくさん遊ぶ事によって健やかな人間に成長していけるのだと教えられます。

 年長のばら組は一人ひとりが仲間として違いを認め合うクラスになることがテーマになってきます。遊びの中で、約束事を守りながら、自分の考えや希望を通していくことを学んでいきます。仲間と生き生きと遊ぶ過程で、必ずよい方向へ成長していくことを信じて多くの体験を提供していこうと考えています。子どもとやってみたいことを話しながらできることを年間計画以外にも加えていく予定です。これからご家庭に急なお知らせやご協力やお願いをすることもありそうです。

結ぶ実は

せいしょのことば

5月の聖句

霊の結ぶ実は愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制です。

ガラテヤの信徒への手紙 5章22節

すみれ組の礼拝の日

こどもたちのようす

 いつも過ごす部屋で週に一度午前中にさんびかを歌ったりせいしょのおはなしを聴く時があります。朝の遊びがひと区切りできた子から椅子に座り始めます。「くうちゃん」「でこちゃん」という小さなくまのぬいぐるみも参加します。私達大人はみんなが話によく聞き入る姿に感心したり、わかるところは歌おうとする姿がとても可愛くて暖かい気持ちにさせてもらっています。語られる言葉や穏やかな雰囲気を通して守られ愛され、ここは安心してよいところだと感じてくれればと願っています。礼拝後はいつもの活動に戻って好きな玩具で遊んだり、散歩に出かけたりして元気に過ごします。