クリスマスへ向かう心を

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

「あー、めっちゃたのしい」「たのしかったあ」歌い終わってその子は目を輝かせながら言いました。その目の前にはアドベントクランツのろうそくの灯りがありました。

 第一アドベントの礼拝でのことです。「♪アドベントクランツにあかりがつくと♪」のさんびかで始まった静かな雰囲気の中で、その時間を楽しいとつぶやいてくれたことに驚き、そのひとことによってクリスマスへ向かう心を教えられた思いに包まれました。

寒さが少しづつ増してくると、子どもたちの体調が守られることを願いながら過ごし、ついにクリスマス会当日を迎えました。出席予定の子どもたちは全員元気で参加でき、笑顔で暖かく楽しい時間をお家の方と一緒にすごすことができました。今年のクラスごとのクリスマス会はいかがでしたでしょうか。保護者の皆様のご協力に感謝申し上げます。「一人ひとりが輝いていました。」との暖かいコメントも寄せられています。

 秋の収穫感謝礼拝の後、約1か月間子どもたちと毎日クリスマスを待ちながら準備のときを過ごしてきました。全員でクリスマスの集いを終えて迎えた25日は、みんなご家庭で過ごした楽しかったことやプレゼントのうれしさを胸に登園してきてくれました。

 一方で報道によって私たちは戦乱や災害、さまざまな厳しい状況で生きる方々の苦しみを知ります。暖かく楽しい日々が戻るように願う心と平和の大切さを子どもたちに伝えていきたいと考えます。

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