新しい月を迎えて

生活の中でクリスマスを

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

「♪おほしがひかるぴかぴか ふしぎにあかくぴかぴか♪」
すみれ組のこどもたちが調理室や各保育室にこどもさんびかを歌いに来てくれました。
みんなで赤い帽子をかぶりドアを開けて入ると拍手に迎えられて歌は始まりました。
なんてかわいくて素敵なプレゼントでしょう。
今年のすみれぐみはいつもの生活の中でクリスマスをお祝いしています。
すっかり赤い帽子が気に入った子はかぶったまま遊んでいます。
部屋中がまるで絵本の1ページの実写版のようです。
すみれ組のこの期間の映像をクリスマスの2日間、夕方(16:00~、17、17:30~他)ホールで上映しますのでどうぞご覧ください。

「クリスマスってなあに」「くりすますものがたり」などの絵本に触れ、お話を聴くことから始まって。
アドヴェントのクランツやろうそくの灯り、秋に拾った木の実や枝で作ったものなどの自然物中心の飾りが園内に増えています。
わくわくしながらゆりばら一緒にクリスマス会の準備をしていき、当日全員がいろいろな姿で輝いてくれました。
その時大人は「心が暖かくなる幸せ」というプレゼントを子どもたちからもらいました。

収穫感謝クッキングのとき「このくらい小さくすれば食べられるかな」と言いながらきのこを小さくさいて並べている子がいました。
「だれが?」と聞くと「かしのきとかこえだとかの小さい子でしょ」と教えてくれました。
こんな日常の小さなことから誰かのために今できることをするという心が育っていくのですね。

私たちは戦乱や災害、さまざまな厳しい状況で生きる方々の苦しみを知ります。
安心できる日々が戻るために子どもたちと「私たちにできること」を考えていきます。

暑さの中でも

へいわ野のはな 新しい月を迎えて


 年ごとに厳しくなっていく日本の夏、容赦なく暑さ指数は30を超える毎日です。
これから9月ごろまで暑さが続くと思われます。子どもたちがこの暑さの中でも楽しみを見つけて元気に過ごせる工夫をしていこうと考えているところです。

楽しみの一つとしては、ばら組の子どもたちから始まった遊びに「野のはな温泉」があります。
まず、保育室の一角をパック積み木で仕切ってお風呂ができました。
次に「ねこのおふろや」という絵本を見ていくうちにイメージが広がって次々とアイデアが出されました。
壁に絵を描きたくなった子は大きな紙に「壁の絵」も描きました。
体を洗ってから入るというルールもできて、受付コーナー、鏡シート、椅子、など他にも少しづつお風呂グッズが増えていきました。
「お食事処も作りたい!寝れるところもほしい!」「マッサージして」と楽しいアイデアがどんどんわいてきています。

5歳ともなると小さなきっかけから豊かな想像の世界が広がっていきますね。ルールを考えたりすることで自然に大切なことを身につける力もついてきます。
ばらぐみでは近いうちに「こども野のはなリゾート」がオープンするかもしれません。
夏の過ごし方については各クラス水遊びのほかに、室内でもひんやり涼しい遊びをしたいと考えています。寒天や片栗粉、色水遊びもしてたくさん夏を楽しんでいきます!

ご入園、ご進級おめでとうございます

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

 新しい環境での生活が始まっています。可愛い14名の3歳児を迎えて賑やかで微笑ましい毎日です。涙の顔も笑顔も声もすべて可愛く愛おしい一人ひとりです。

 野のはなに来て間もないのに小さな心と体でたくさんのことを知り、受け入れてくれようとしています。お茶を飲んだり、トイレに行ってスッキリしたり、お気に入りのおもちゃや道具を見つけて遊んだり、散歩にいくことも知りました。遊んでおなかがすいたらごはんが用意され、眠くなったらゆっくり休める場所があることも・・・。それでもやっぱり「ママがいい」と思いだすことがあります。そんな14人に「大丈夫、一緒にいるよ」と何度も話しかけながら抱っこをしたり、遊んだり一緒に笑ったりすることを日々積み重ねている毎日です。日によって心が揺れることはあってもおうちの次に好きなところになってくれればと願いながら過ごしています。
 
 ゆり、ばらさんはやってみたいこと、行ってみたいところがさらに増えました。どんな体験ができるかこれから楽しみです。ばら組では新しいコーナーを作ろうとしています。大人と子どもがアイデアを出し合って取り掛かっています。ゆりでは誰でも休んで落ち着いて過ごす場所があるといいと考えました。そこで教材倉庫だった小部屋を片付けてクッションやカーペットを敷いて「くつろぎスペース」ができました。
 これからこの一年間のお子さんの成長をお便りでお届けしていきます。

クリスマスへ向かう心を

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

「あー、めっちゃたのしい」「たのしかったあ」歌い終わってその子は目を輝かせながら言いました。その目の前にはアドベントクランツのろうそくの灯りがありました。

 第一アドベントの礼拝でのことです。「♪アドベントクランツにあかりがつくと♪」のさんびかで始まった静かな雰囲気の中で、その時間を楽しいとつぶやいてくれたことに驚き、そのひとことによってクリスマスへ向かう心を教えられた思いに包まれました。

寒さが少しづつ増してくると、子どもたちの体調が守られることを願いながら過ごし、ついにクリスマス会当日を迎えました。出席予定の子どもたちは全員元気で参加でき、笑顔で暖かく楽しい時間をお家の方と一緒にすごすことができました。今年のクラスごとのクリスマス会はいかがでしたでしょうか。保護者の皆様のご協力に感謝申し上げます。「一人ひとりが輝いていました。」との暖かいコメントも寄せられています。

 秋の収穫感謝礼拝の後、約1か月間子どもたちと毎日クリスマスを待ちながら準備のときを過ごしてきました。全員でクリスマスの集いを終えて迎えた25日は、みんなご家庭で過ごした楽しかったことやプレゼントのうれしさを胸に登園してきてくれました。

 一方で報道によって私たちは戦乱や災害、さまざまな厳しい状況で生きる方々の苦しみを知ります。暖かく楽しい日々が戻るように願う心と平和の大切さを子どもたちに伝えていきたいと考えます。

秋のプログラムが

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 朝のひんやりとした心地よい空気を吸込むと、この夏の息苦しいほどの暑さから解放されたという安心感に包まれます。夏を乗り切った子どもたちはさらにたくましく育ってくれました。すでに秋のプログラムが始まっています。

 まずわくわくプレイデイです。みんな戸外でもホールでも保育室でも身体を充分に動かして過ごしています。当日はおうちの方も一緒にたくさん運動してお子さんと楽しい時間を過ごしていただければ幸いです。プレイデイ当日、親子で力を合わせるとき、お子さんは体の大きさも動きも大きく成長していることを実感としておわかりいただけると思います。保護者参加型の種目を中心に行いますのでご一緒にどうぞ。

 「美味しいものを作って、みんなで食べる」体験をできるだけ多く取り入れていくことを前回お伝えしました。各クラスとも現在進行中です。子どもたちは見た目や食感、固さ、香りに対する感覚が大人より敏感です。香りや少しの苦みのある野菜の場合は細かく刻んで混ぜる方法もありますが、おすすめの食べ方は素材を「焼く」ことです。
 なるべく色とりどりの野菜をスライスして目の前でオリーブオイルやバターで焼くときれいな色といい香りに誘われてつい食べてみたくなるようです。秋は焼くとおいしい野菜がたくさんありますね。

 保育園でもいろいろなものを「焼いて食べる」予定です。ご家庭でもお休みの日などにいかがでしょう。

目で見て楽しく食べて美味しい

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

9月に入っても暑さからまだまだ解放されない日々が続いています。

でも野のはなでは「食欲の秋」はもう始まっています。。食後のデザートには梨やぶどうが度々登場しますし、ホットケーキ作りやカレーパーティーの計画もあります。

「美味しいものを作って、みんなで食べる」体験をできるだけ多く取り入れていきたいと考えています。おおげさなようですが食べることは生きていく上で大きな力になります。心も身体も健康に育ってほしいと願って、目で見て楽しく食べて美味しい体験を提案してまいります。秋の味覚にどんなものがあるかを子どもたちと考えていき、旬の食材でクッキングをしていく予定です。

プランターでトマトやピーマン、パプリカを大切に育てました。トマトは7月にたくさん収穫出来ましたが、梅雨明けから元気がなく、終わりになり、ピーマン、パプリカはきれいに花が咲いたあとなぜか実らず、今も花が咲いています。
野菜を育て実らせるのはなかなか難しいことを感じていますが、みんなあきらめずに一つでも野のはなでとれたピーマンとパプリカを収穫しようとお世話をしています。

時おり涼しい風が

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

「暑さ指数」が高い毎日が続いています。数値が「33」を示す日も多く、さすがにその日は水遊びを控えて室内でゆっくりと過ごすようにしています。でもこの数日水遊びの「監視役」をしていると、時おり涼しい風が抜けてほんの少しだけ「秋の気配」を感じることがあります。

一方、すっかり「水遊びのベテラン」となった子どもたちはペットボトルのスプレーの使い方も上手です。遠くまで水を飛ばしてみたり自分にかけたりしてまだまだ真夏を堪能しています。遊び終えると片付けも種類ごとに重ねたりさっさと身体を拭いたりして次のことがわかっています。「脱げなーい」と言っていたすみれの子どもたちも今はほとんど自分で着替えようとがんばっています。できることは自分でやるという子が増えました。

こうしてあと夏の終わりまで何回遊べるでしょう。確かにこの夏一人ひとりがその子なりのペースでたくましく成長していることがわかります。これからやって来る秋に向けてどんなことを体験をしたいか大人も一緒に考えていきたいと思います。わくわくするようなおいしくて楽しいことを探していきます。

しあわせの木

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

 夏本番、水遊びがはじまりました。門の中は日差しもあまり入らずちょうどよい広さの場所です。連日の厳しい暑さで朝から汗をかいた子もさっぱりしています。
 時おり風もぬけていきます。各クラスが交代で水遊びの場所を共有して遊び、回を重ねるうちに開放的な表情を見せてくれるようになりました。

 汗を流して着替えた後は、今年も梅ジュースが待っています。6月に「おいしくなあれ」と梅に言葉をかけながら串でエキスがよく出るように穴をあけました。
 瓶の中で氷砂糖と梅エキスが溶けていく様子を毎日見ながら瓶をコロコロ転がして子どもたちが育ててきた梅シロップです。今年の出来はどのクラスもきれいで、大成功でした。薄い黄緑がかった透明のシロップ。去年より多めに仕込んで夏のお楽しみ会のかき氷にも使われます。ビタミンEやクエン酸、酵素も豊富で疲労回復に役立つ飲み物です。梅からの贈りものを大事に使っていきます。
          

しあわせの木


 7月は6名の新しい仲間を迎えました。現在58名の子どもたちが生活するようになりました。特に5歳ばら組は15名から19名に増え、新しいクラス作りが始まっています。今年のばら組のテーマ「ことば」です。
 部屋には「しあわせの木」という大きな絵が貼ってあります。木に実っているのは「しあわせのことばの実」です。まずは「しあわせってどんなこと?」から話し合っています。今、実っていることばはいくつかあります。木からこぼれてしまったことばの実もいくつかあります。よいことばの実が手渡せると良いですね。

実は大人は助けられ

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

激しい風雨かと思えば、晴れたら気温が上がって厳しい暑さが急にやって来るという変わりやすい天気の今年の梅雨です。この気候のせいか咳や発熱の子が増えています。
特に長引く咳は体力を消耗しますので気をつけていきたい症状です。園でも家庭でも水分をたっぷりとり、体を冷やさないようにしていきたいですね。

子どもたちの成長に実は大人は助けられ、元気をもらっているのだと感じています。
6月になってさらによく考えて遊んでいる様子を見ると、もっとわくわくする体験を取り入れていきたいと考え、職員と知恵を出し合って計画しているところです。

  まず今月初めにばら組が小さな冒険をします、次はどのクラスでしょう?

外への小さな探検に

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

 今、日本中は解放感に包まれつつあります。それぞれが行きたかった場所へ向かい、各地は人で溢れ、我慢していた3年間の思いを取り戻そうとしているかのようです。
 「いってきまーす。」と天気のいい日は帽子をかぶった子どもたちが職員室にも声をかけてくれます。散歩へのスタート場面です。入園して1か月あまりの3歳児クラスも少ない人数で交代しながら、外への小さな探検に出かけています。朝はおうちの人とのバイバイに涙している子も日中はとても元気に遊んで笑顔も見せてくれています。

 野のはなでの2年目を迎えたゆり組、新しい仲間との生活もお互いに慣れてきました。何と言ってもこの2、3か月でゆり組の子どもたちは大きく心も成長しました。話を聞けるようになりましたし、泣かずに言葉で思いを伝えている場面も増えました。イメージを持ちながら積み木など使って遊べる時間も長くなりました。やはりたくさん遊ぶ事によって健やかな人間に成長していけるのだと教えられます。

 年長のばら組は一人ひとりが仲間として違いを認め合うクラスになることがテーマになってきます。遊びの中で、約束事を守りながら、自分の考えや希望を通していくことを学んでいきます。仲間と生き生きと遊ぶ過程で、必ずよい方向へ成長していくことを信じて多くの体験を提供していこうと考えています。子どもとやってみたいことを話しながらできることを年間計画以外にも加えていく予定です。これからご家庭に急なお知らせやご協力やお願いをすることもありそうです。

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