しあわせの木

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

 夏本番、水遊びがはじまりました。門の中は日差しもあまり入らずちょうどよい広さの場所です。連日の厳しい暑さで朝から汗をかいた子もさっぱりしています。
 時おり風もぬけていきます。各クラスが交代で水遊びの場所を共有して遊び、回を重ねるうちに開放的な表情を見せてくれるようになりました。

 汗を流して着替えた後は、今年も梅ジュースが待っています。6月に「おいしくなあれ」と梅に言葉をかけながら串でエキスがよく出るように穴をあけました。
 瓶の中で氷砂糖と梅エキスが溶けていく様子を毎日見ながら瓶をコロコロ転がして子どもたちが育ててきた梅シロップです。今年の出来はどのクラスもきれいで、大成功でした。薄い黄緑がかった透明のシロップ。去年より多めに仕込んで夏のお楽しみ会のかき氷にも使われます。ビタミンEやクエン酸、酵素も豊富で疲労回復に役立つ飲み物です。梅からの贈りものを大事に使っていきます。
          

しあわせの木


 7月は6名の新しい仲間を迎えました。現在58名の子どもたちが生活するようになりました。特に5歳ばら組は15名から19名に増え、新しいクラス作りが始まっています。今年のばら組のテーマ「ことば」です。
 部屋には「しあわせの木」という大きな絵が貼ってあります。木に実っているのは「しあわせのことばの実」です。まずは「しあわせってどんなこと?」から話し合っています。今、実っていることばはいくつかあります。木からこぼれてしまったことばの実もいくつかあります。よいことばの実が手渡せると良いですね。

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