7月2023

しあわせの木

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

 夏本番、水遊びがはじまりました。門の中は日差しもあまり入らずちょうどよい広さの場所です。連日の厳しい暑さで朝から汗をかいた子もさっぱりしています。
 時おり風もぬけていきます。各クラスが交代で水遊びの場所を共有して遊び、回を重ねるうちに開放的な表情を見せてくれるようになりました。

 汗を流して着替えた後は、今年も梅ジュースが待っています。6月に「おいしくなあれ」と梅に言葉をかけながら串でエキスがよく出るように穴をあけました。
 瓶の中で氷砂糖と梅エキスが溶けていく様子を毎日見ながら瓶をコロコロ転がして子どもたちが育ててきた梅シロップです。今年の出来はどのクラスもきれいで、大成功でした。薄い黄緑がかった透明のシロップ。去年より多めに仕込んで夏のお楽しみ会のかき氷にも使われます。ビタミンEやクエン酸、酵素も豊富で疲労回復に役立つ飲み物です。梅からの贈りものを大事に使っていきます。
          

しあわせの木


 7月は6名の新しい仲間を迎えました。現在58名の子どもたちが生活するようになりました。特に5歳ばら組は15名から19名に増え、新しいクラス作りが始まっています。今年のばら組のテーマ「ことば」です。
 部屋には「しあわせの木」という大きな絵が貼ってあります。木に実っているのは「しあわせのことばの実」です。まずは「しあわせってどんなこと?」から話し合っています。今、実っていることばはいくつかあります。木からこぼれてしまったことばの実もいくつかあります。よいことばの実が手渡せると良いですね。

わたしには何も

せいしょのことば

7月の聖句

主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない

詩編23編 1節

熱中症対策について

こどもをそだてる

毎朝環境省から暑さ指数(WBGT)の知らせが届きます。幼児の体は成人と比べて体温調節機能が未発達のため、熱がこもることもあり、注意が必要です。

    1. こまめな水分補給 登園後、水遊びや活動の前後(室内でも)お昼寝の前後、トイレのあとなど、保育室内では常に水やお茶が飲める準備をして提供しています。
    2. 冷房を適度に利用する 快適な室内の気温を確認しながらも、冷房の温度を低くしすぎないようにし、時々換気を行い空気を循環させるようにします。
    3. 衣服の調節 衣服で体感調節するということがまだ分からないことがあります。汗をかいたままの服で冷房の室内にいて風邪をひいてしまうこともありますのでこまめに着替えて身体が冷えないように気を付けていきます。

オリンポスの山へ行ってきました!

こどもたちのようす

園バスで車窓から見つけた街の様子に「あっ、ここ行くとぼく(私)のうちだ!」
「ここ知ってる!」と街探検から始まりました。着いた所は緑と木々に囲まれたひんやりと涼しい森。探検隊が見つけたものは、小さな虫、色々なキノコ、鳥の声でした。竹で作られた楽器も鳴らしました。秋になったらまた行く予定です。次はどのクラスが探検隊になるでしょうか。どんな遊びをして、何を発見してくれるのか楽しみです。