へいわ野のはな

天然氷に感性豊かな反応を

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

 気温が下がった日は天気予報が気になり、今度こそ雪が降るのかと大人は生活への心配が先に立ってしまいます。でも子どもたちにとって雪の日は楽しく、わくわくすることのほうが多いはず。雪予報に複雑な心境になるのは大人だけでしょう。
 
 気温が0度以下の予報の前日にみんなで容器に水を入れて外に出しておきました。翌朝氷を発見!代わるがわる氷を手にとりました。ずっと持っていたい子は指の赤くなるのも気にしません。レンズのように目の前にあてて覗いて「わっ、よく見える!」「きれい、食べてみたい」とつぶやく子もいました。同じ氷でも冷蔵庫のものとは違う天然氷に感性豊かな反応を見せてました。一緒に氷を触りながら感じたことは、大人は子どもといることで忘れそうになっている感覚や新鮮な喜びを思い出させてもらっているのだということでした。
 
 1月28日の個人面談のご協力ありがとうございました。おうちでのお子さんのことも伺うことができました。全てのお子さんがその子のペースで確かに成長しているということを改めて保護者の方に感じていただけましたら幸いです。成長の道は平坦だけでなくでこぼこ道、急な斜面に会うことも。これからもその道を少しだけ一緒に歩かせていただきたいと私たち職員は願っております。

何か新しいことを

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

 2023年が始まりました。冬休み明けの子どもたちは少し大きくなっているように見えました。ばら組の子は頼もしさも感じる目をしています。数日会わなかっただけなのに日々確かに成長しているのを感じる瞬間でもあります。私たち大人も心だけは少しでも子どもたちと成長していきたいものだと願いたくなります。
 
 1月は何か新しいことをやってみたくなる時でもありますね。きっと子どもたちはやってみたいこと、行ってみたいところ、作ってみたいもの、覚えてみたいことがたくさんあるのだろうと思います。おうちの方と暖かく楽しく過ごした冬休みの経験も思い出として残っていることでしょう。
 へいわ野のはな保育園も皆様にご協力いただいて無事に新年を迎えることができました。ここから3月までの3か月間は少しでも多くわくわくする体験をしてもらうための計画をしています。感謝を込めて2月には親子でゆっくりと楽しめることを予定していますのでどうぞお楽しみに!うれしい、おいしい保育を目指して。

やさしくするって難しい…

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

 「来るとき寒かった。手冷たい?」と朝重ねてきた小さな手。ひんやりとしています。
 日に日に空気が冷たく感じるようになりました。職員は皆、元気にこの冬を過ごして欲しいと願いながら毎朝子どもたちを迎えています。
 野のはなで過ごす初めての冬です。暖かく快適な室内で過ごしながらも、時には冬の空気を感じて町や公園にでかけていろいろな発見をして欲しいと考えています。

 アドベント礼拝の日のことです。
 「みんなが誰かのためにできることってどんなことだと思う?」こんな質問をしてみました。すると誰かが「やさしくする…」「困ったら助ける」「いじわるしない」こんな答えが返ってきました。「ほんとにそうできたら素敵だね」と温かい気持ちになった翌日…。朝からさっそく順番のことで押し合いが始まって、言いあいになってしまいました。するとある子が「やさしくするって難しい…」とつぶやきました。一瞬その場が鎮まり、いつのまにか言い合いの声は消えました。昨日の「優しくする」という言葉には素直な気持ちが込められていたでしょう。でもお互いそれができずにぶつかってしまうこともあることに気づいたひと時でした。 
 このような朝の小さなドラマに大人もハッとさせられています。

まだまだ夏を感じていたい

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

「あー、暑い。」大人は1日に何度もこの言葉を口にしてしまう毎日ですね。
 
 大人のつぶやきをよそに汗をかきながらも、顔を赤くして子どもたちは毎日元気に保育園に来てくれています。今は水遊びや夏の感触遊びをたくさんしています。 
 涼しげな色の寒天を触ったり、すくって作った思い思いのデザートに見立てたゼリ―のカップ。大事そうに持ち帰っていましたね。牛乳パックで凍らせた氷の柱やウオーターマット。かき氷の染め紙。氷を触っている子の気持ちよさそうな表情を見ているとまだまだ夏を感じていたいという子どもたちの思いが伝わってきます。
 ゆりばら組は8月にさらに新しいお友だちを迎えています。少しずつ増える仲間との毎日は恥ずかしかったり、気を使ったりすることもあるでしょう。 
 それでもクラスに顔を出すと自然にお互いを受け入れて一緒に過ごしている場面に出会います。お休みの子を心配して「来ないのかな」という子もいます。 
 9月にはさらに新しい友だちが増えることになりました。毎月初めましての大切な出会いを重ねていきもうすぐ半年を迎えます。子どもたちがよりよい関係となれるように見つめ続け、楽しく過ごす方法を一緒に考えていきたいと考えます。

「梅ジュースの日」

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

 短かった梅雨が去り、強い陽射しや暑さと共に一気に真夏がやってきました。
 6月におこなった梅仕事は2つでした。梅シロップは氷砂糖が解けていき透明できれいなものが出来上がりました。早く解けるように時々瓶をゆらしたり、梅の色が少しづつ変わっていくところも見ることができました。
 
 毎週水曜日は「梅ジュースの日」。たくさん遊んだ後みんなで味わっています。
 初めて飲んだ子が多かったようですが、優しい甘さと酸っぱさを気に入ってもらえたようでした。汗をかいた後の体にも有効な飲み物でもありますので暑さの中でも健康的に過ごせるようにと願いをこめています。

 ゆりばら組はさらに梅干し作りも体験しています。塩漬け、赤じそ入れも終わり次は晴天の続く日を選んで一粒一粒太陽の光に干していきます。秋に完成して梅干しのおむすびをみんなで作るのが楽しみです。ゆっくりとした時間の中で育つ食べ物があることを知り、触って、味わってくれたらうれしく思います
 
 日本の保存食には季節ごとの自然の恵みを受け取り、昔から受け継がれてきた知恵がつまっています。目まぐるしく変化していく社会や、忙しい日々の中でも変わらず生きている生活の知恵やお互いを思いやる習慣を伝えていけるとよいと考えます。

カブトムシと子どもたちの出会い

へいわ野のはな

 昨年、卵から育て、野のはな保育園に連れてきていたカブトムシが羽化しました。
 幼虫がいることも分かっている子もいましたが、やはり成虫を初めてみた感動は大きく飼育ケースをみんなで取り囲んでいます。おもちゃとは違う「いのち」あるものだいうことを小さな2匹のカブトムシたちは教えてくれています。

ただ、同じなのは

へいわ野のはな 新しい月を迎えて

明るい陽射しの中を歩いていると、街中でも地面に咲く野の花に出会えます。
そんな春の訪れと共にへいわ野のはな保育園が開園いたしました。

保護者の皆様、お子様のご入園おめでとうございます。
保育園1日目は特別な日になりました。最初にドアを開けて入ってくるとき元気いっぱいの笑顔の子、緊張して黙って立っている子、抱っこされて恥ずかしそうに顔を隠す子、涙がポロポロこぼれる子、さっさと部屋に入って遊び始める子もいて一人ひとり印象的な出会いでした。みんなはじめの一歩はさまざまで個性豊かな反応を見せてくれました。ただ、同じなのはどの子の瞳も輝いていたことでした。

朝泣いたりしても だんだんと気持ちが落ち着いて楽しみを見つけていき、必ず穏やかに過ごせるようになりますので安心して保育者にお預けください。

🌟感染症対策として受け入れとお迎えを1、3階エントランスまでとさせていただいております。短い時間でもお迎え時に園での様子をお伝えいたします。

新しい記事 »